【話題のダイエット法】144歳まで生きる!? ドクター中松式「リボディ理論」とは

「発明王」として名高いドクター中松氏は、実はダイエットや健康法に関しても独自の理論を展開しています。その名も「リボディ理論」。

今回の記事では、「リボディとは何か?」「どうやって実践するのか?」を分かりやすくご紹介します。とくに40代以降の方に効果的とされている内容ですが、若い世代にも参考になる知見が詰まっています。


◆ リボディ理論とは?

リボディとは、「再構築された身体(Re-Body)」を意味し、単なるダイエットではなく、心と体の両面からのアンチエイジング健康法です。

ドクター中松氏いわく、「人間の老化は、男性は43歳、女性は39歳から加速する」。そのタイミングに合わせて、食生活、運動、精神性までも見直すことで「健康長寿」を実現しようというのが本理論の目的です。


◆ リボディ実践12のルール

1. 強い心を持つ

リボディの第一歩は「心」。意志の力、継続する覚悟なしに健康の改善は成り立ちません。ドクターが重視するのは、武士道にも通じる“精神の鍛錬”。自己管理の覚悟をもつことが最初の関門です。


2. 肥満からの脱却

リボディの基本は「肥満を防ぐ」こと。従来のカロリー制限ではなく、「食と運動の質」を重視する考え方が特徴です。とにかく「質」にこだわるのがポイント。


3. 飲み物は最低限に

記憶力や集中力を保つためには、水分摂取も抑えめが基本。カフェイン類やアルコールは避け、代わりに自家製の健康飲料「ブレンドリンク」や「リボディ飴」を推奨。


4. 食事は基本「和食」+栄養補完

和食を基本に、白米のアミノ酸不足を魚などで補い、ビタミンB6、C、Dを意識的に摂取する。「ドクター中松食」と呼ばれる理想食がその一例です。


5. 一日一食主義

リボディの中核的要素の一つが「一日一食」。夕食のみの摂取にすることで、体内の酸化を抑え、時間的・精神的な余裕も生まれるといいます。朝・昼を抜く理由には、消化負担の軽減や代謝効率の向上が挙げられます。


6. 調理器具・調味料の見直し

アルミ鍋やテフロン製フライパンはNG。代わりに鉄鍋や天然由来の調味料(オリーブオイル、にんにくなど)を使い、人工甘味料や加工調味料は避けましょう。


7. 毎日の筋力トレーニング

有酸素運動よりも、筋肉に負荷をかけるレジスタンストレーニングを推奨。体の酸化を防ぎ、基礎代謝を上げるには「筋トレ」が有効とされています。


8. セレブレックスの活用

ストレス抑制と食欲制御、そして脳の活性化を同時に実現するという発明品「セレブレックス」。この装置を用いることで、メンタルと食習慣のバランスを整えるそうです(詳細は不明ですが、本人曰く“秘密兵器”)。


9. 質の高い睡眠

適切な環境と枕の高さ調整がポイント。理想の枕の高さは「背中に板を当てたとき、首との距離−2cm」だそうです。なお、ドクターの平均睡眠時間はわずか4時間とのこと。


10. 創造的活動を日課に

「脳を使う=若さを保つ」と考えるリボディ理論では、毎日何かしらの創造的思考や活動を行うことが必須。マンネリを避け、新しいことに挑戦する意識を持ちましょう。


11. リボディ・セックス理論

性的な活動は、年齢とともに積極的になるべきと考えるドクター。快楽と愛情、感度、経験など多くの因子を組み合わせた「性感方程式」まで提唱しており、健康維持の一環として「愛のあるセックス」を重視しています。


12. 定期的なセルフチェック

毎日の体調管理、血糖・血圧の測定はもちろん、月1回の血液検査まで行うことが推奨されます。リボディは「計測して管理する」ことを重要視しています。


◆ まとめ:リボディは“意志”と“習慣”の集大成

ドクター中松氏のリボディ理論は、突飛に見えて意外とロジカル。極端なようで、実は多くの健康法のエッセンスが詰め込まれているのです。

「一日一食」「筋トレ」「良質な睡眠」「創造的活動」…これらの積み重ねこそが、彼の目指す“144歳まで現役”を支える土台なのかもしれません。


もっと知りたい方へ

書籍「ドクター中松のここちよいリボディ」(成星出版)では、より詳細な理論や食事法、マシンの使い方なども紹介されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

そもそもドクター中松とは?

ドクター中松(本名:中松義郎〔なかまつ よしろう〕)は、日本を代表する発明家・実業家として知られる人物です。日本国内だけでなく、海外でも「Dr. NakaMats(ドクター・ナカマツ)」の名で高い知名度を持っています。


🔹 基本プロフィール

  • 氏名:中松 義郎(なかまつ よしろう)
  • 生年月日:1928年6月26日
  • 出身:東京都
  • 学歴:東京大学工学部 卒業(工学博士)

🔹 主な功績と活動

◼️ 発明家としての実績

中松氏は、**発明件数3000件超(自称)**を誇る世界的な発明家です。代表的な発明には以下があります:

  • フロッピーディスク(※IBMが採用した構造に影響を与えたと主張)
  • 灯油ポンプ(シュポシュポと呼ばれる手動ポンプ)
  • ジャンピングシューズ
  • 中松式健康食品・健康法(例:リボディ理論)
  • **愛情を測定するセンサー装置「ラブジェット」**など

※一部については、科学的根拠や実用性に疑問の声もありますが、独創性は高く評価されています。


◼️ 政治活動も

中松氏は何度も政治家に立候補しており、都知事選や衆院選、果てはアメリカ大統領選(!?)にも挑戦。そのたびにユニークな公約とパフォーマンスで話題を集めました。


🔹 キャラクターとメディア出演

  • 常にスーツに蝶ネクタイ、独特な髪型がトレードマーク。
  • 自宅や発明ラボは「秘密基地」としてテレビでたびたび紹介。
  • 「人類を144歳まで生かす」「水中で呼吸できるマスクを開発中」など、未来志向の発言が多い。

🔹 健康・長寿へのこだわり

ドクター中松氏は、自らの健康法として「リボディ理論」を提唱し、**“144歳まで生きる”**ことを真剣に目指しています。

その一環として以下を実践:

  • 一日一食
  • 筋力トレーニング重視
  • 創造的活動の継続
  • 独自の食事・睡眠環境管理

🔹 晩年と闘病

  • 2014年、自ら「余命3年の前立腺がん」と診断されていることを公表。
  • しかし、2020年代以降もメディアに登場し続け、活動を継続。

🔹 評価と賛否

中松氏はその型破りな発言・行動から「天才」「奇才」「変人」など様々な評価を受けています。

  • ✅ ポジティブ評価:独創的・挑戦的・ユーモアに富む
  • ❌ ネガティブ評価:過剰な自己主張・科学的根拠の乏しさ

🔹 一言でまとめると…

「奇想天外な天才発明家。真偽を超えて“伝説”になった人物」

ドクター中松氏は、科学者という枠を越え、時代と社会にインパクトを与える「エンターテイナー的発明家」とも言える存在です。