ダイエット薬のウゴービとマンジャロを販売しているクリニック一覧
「ウゴービ」と「マンジャロ/ゼップバウンド」は、いずれもGLP‑1受容体作動薬を基盤とした最新の肥満・体重管理治療薬です。日本ではいずれも肥満症の治療薬として保険適用または自由診療で提供されており、専門クリニックでは安全管理のもと処方が行われています。以下では、実際にこれらの薬を医師の管理のもとで扱っているクリニックをピックアップし、それぞれの特徴や費用、診療体制について詳しく紹介します。
紹介クリニック一覧
1. あまが台ファミリークリニック(千葉県茂原市/千葉市)
- 特徴
- 医師と管理栄養士がチームで支援。肥満症治療専門の「メディカルダイエット」クリニック。
- 医師の医学的な判断に基づいた、根拠ある治療を提供。
- 自費診療(自由診療)による「ウゴービ」「ゼップバウンド」の処方を実施。
- オンライン診療にも対応しており、遠方からの利用も可能。料金は明記されていませんが、医師・管理栄養士によるマンツーマン支援が期待できます。
2. 東伏見駅前内科糖尿病クリニック(東京都西東京市・保険外診療あり)
- 特徴
- 「ウゴービ(Wegovy)」を自由診療として処方。肥満症治療のために適応外使用とされるケースですが、医学的評価に基づき処方。
- 初診時はカウンセリングと血液検査、自己注射法の指導を慎重に行います。
- 価格例:ウゴービ2.5mgが税別4,900円/本から、体重管理を希望する患者に準じて処方幅あり。マンジャロも同様に適応外処方が可能で、用量に応じた価格設定がされています。
3. Koenji Clinic(東京・高円寺/小児科兼肥満治療)
- 特徴
- GLP‑1治療(Mounjaro=チルゼパチド、Ozempic=セマグルチド、Rybelsus=経口セマグルチド)を医師監修で提供。
- 応用薬としての使用ですが、「医学的に安全で持続的な減量プラン」を強調。栄養指導・運動支援と併用したトータルサポート設計あり。
- Mounjaro(チルゼパチド)用量と価格も公開(例:2.5mg=週5,500円、15mg=週26,400円など)。初診料は3,850円、継続診療は1,650円。
4. TMSC(東京都港区芝公園)
- 特徴
- 最先端の医療ダイエットを提供。GLP‑1薬(Wegovy/Ozempic/Rybelsus/Mounjaro)をラインナップ。
- Wegovyは週10–15%の減量効果、Mounjaroはさらに15–20%の減量効果が期待できると説明。
- 価格帯の記載:Wegovy週¥5,500~¥22,000、Rybelsus週¥1,610~¥5,320、Mounjaro週¥5,225~¥28,000。
- リハビリや運動プランとの併用もあり、包括的な支援体制。
5. 西早稲田リケアクリニック(全国展開/ブログ情報)
- 特徴
- 「ゼップバウンド(チルゼパチド)」を肥満症治療薬として2025年4月に新発売された旨をブログで紹介。
- 詳細な臨床説明や減量効果の解説はあり(体重15–20%減少)。ただし診療体制・価格は記載なし。
6. Other Clinics & オンラインサービス
- masabo clinic の「ウゴービオンライン」サービス
- 忙しい人や遠方の方向けに、オンライン診療~薬の自宅配送まで対応。GLP‑1ダイエット薬を遠隔で管理する新しい形態。
- Junction Pharmacy(英国)
- 現地イギリスで Wegovy と Mounjaro を提供する薬局ベースの減量クリニックについて紹介されていますが、日本国内での事例ではありません。
比較表:クリニックごとの特徴まとめ
クリニック名 | 提供薬種 | 診療形態・特徴 |
---|---|---|
あまが台ファミリークリニック | ウゴービ、ゼップバウンド | 医師+栄養士によるトータルサポート。自由診療、オンライン対応 |
東伏見駅前内科糖尿病クリニック | ウゴービ、マンジャロ | 自由診療。医師による安全管理、初診カウンセリング、用量調整あり |
Koenji Clinic | Mounjaro、Ozempic、Rybelsus | 栄養運動指導併用、価格明示あり、初診料・継続料明示 |
TMSC(芝公園) | Wegovy、Mounjaro 他 | 包括的医療ダイエット、リハビリとの併用、幅広い薬種提供 |
西早稲田リケアクリニック | ゼップバウンド | 肥満症治療の新薬説明、詳細情報はブログにて提供 |
ウゴービオンライン(masabo clinic) | ウゴービ(オンライン診療) | 遠方・忙しい方向け、オンライン診療と薬自宅配送あり |
総合的な考察とポイント
- 保険適用と自由診療の違い ウゴービは肥満症治療薬として保険適用中ですが、処方可能な医療機関や条件(BMIなど)は厳格。一方、マンジャロ/ゼップバウンドは保険適用外で、自由診療での提供が中心です。
- 診療スタイルの多様性 医師と管理栄養士の連携、オンライン診療、運動プラン付きなど、治療目的やライフスタイルに合った選択肢が各クリニックにより異なります。自分に合ったスタイルを選びやすいことが強みです。
- 価格も可視化が進む傾向 Koenji ClinicやTMSCでは用量ごとの価格を明示(例:週単位)。治療継続の費用イメージが掴みやすく、相談しやすいです。
おわりに
ウゴービ(セマグルチド)とマンジャロ/ゼップバウンド(チルゼパチド)を取り扱うクリニックは、医師の医学的判断のもと、自由診療の形で治療を実施しています。オンライン対応や栄養指導併用型など多様性があり、各人のニーズに応じた選択が可能です。
次のような点で迷っている場合は、ぜひご相談ください:
- 自分のBMIや健康状態と適応薬の選び方
- 費用負担の比較と判断
- オンライン vs 対面治療、運動指導の有無などの違い
- 副作用やフォローアップ体制について