股関節と関わっている筋肉は無数にあります。つながっていなくても関節は影響しあうものです。股関節は単なる股の関節 […]

posted on 2018.11.28

股関節と関わっている筋肉は無数にあります。つながっていなくても関節は影響しあうものです。股関節は単なる股の関節ではなく、上半身と下半身を結びつける大切な関節なのです。
今回は、股関節の大切な役割を紹介するとともに、股関節が硬いと起きる症状、おすすめ股関節ストレッチなどを合わせて紹介していきます。

股関節の役割とは?

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股関節は、単なる股にある関節というわけではありません。以下のような下半身の動き全般にかかわってくる関節です。さらにはただ単に体重を支えていることも股関節の役割です。
・立つ
・歩く
・昇る
・降りる
・走る
・またぐ
・飛ぶ

場所としては、股関節は太ももの骨である大腿骨と骨盤の接合部にある関節です。この部位は太ももの骨や腰の骨、そして骨盤をつなぐ複数の筋肉が存在している大事な部位です。足の可動域が広く動かせるのも、この股関節まわりの筋肉群がしっかりと動いているからなのです。その意味で股関節が硬くなってしまうと、股関節周辺の筋肉群まで固まってしまい動かしにくくなったり、痛みをともなうようになるのです。

しかも股関節は体の中でもっとも大きな関節で、体重を支えながら、立ったり、歩いたり、昇ったり、降りたりといろいろな動作をこなす際にも負担のかかる関節なので、障害も起きやすいですし、周りの筋肉に障害が起きると痛みを感じやすくなります。

股関節の周りには以下のような大事な筋肉があるので日頃からストレッチなどで柔らかくしておくことが大事です。
・腸腰筋
・内転筋
・外転筋
・大臀筋
・深層外旋筋
・大腿四頭筋
・ハムストリングス


股関節が硬いと引き起こされる症状

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股関節は上記で紹介したように、周りに重要な筋肉がたくさんあることもあり硬くなってしまうことでいろいろな症状を引き起こしやすくなります。しかも骨盤の左右に位置しており、胴体と両足をつないでいるので硬くなって上手く動かなくなることで、体の他の部位にも不調を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
ここでは、股関節が硬いことで引き起こされる症状を紹介していきます。

姿勢が悪くなる

股関節が硬くなると、姿勢が悪くなってしまいます。これには骨盤の歪みなども影響しち得るのですが、歩いていても姿勢が悪いままになってしまうので、体の他の部位にも影響が出てしまいます。

知らず知らずのうちに姿勢が悪くなっていることが多く、股関節を柔らかくしないことには改善されないので、後で紹介する股関節ストレッチなどを取り入れて柔らかくすることが必要です。

お腹がでやすくなる

股関節が硬い人は、お腹がでやすくなります。股関節が硬いことで体が歪んでしまいお腹の部分の脂肪が前にでてしまうことでお腹がでているように見えてしまう可能性があるのです。これは股関節が柔らかくなれば、へこむのでダイエットではなく股関節を柔らかくして体の歪みを解消しましょう。

この症状は太っている人というよりは、年齢による関節の硬さなどからも引き起こされるのでお腹がでているからといって食生活だけだと思わず股関節ストレッチなどで体を柔らかくして、体の歪みを解消しましょう。

太りやすい体になる

股関節が硬くなると、股関節の可動域が制限されてしまうことで筋肉が硬くなってしまい、お尻周りや太もも周りが太って見えてしまう可能性があります。また、股関節が硬くなっていると運動の効率が悪くなってしまうため、ダイエットのための運動があまり効果が出ない場合があります。この場合には股関節ストレッチなどで股関節を柔らかくしてからダイエットに臨みましょう。

冷えやむくみを引き起こして、代謝が下がる

股関節が硬くなってくると、冷えやむくみを引き起こす可能性もあります。これは股関節が硬くなると骨盤の歪みなども生じてしまい血液の循環が悪くなります。その結果、新陳代謝なども悪くなり水分を体に溜め込むことで冷えやむくみを引き起こします。
この他にも股関節が硬いと骨盤の歪みを引き起こすことになるので注意が必要です。股関節と骨盤は切っても切れない関係にあるので、股関節を常に柔らかくすることで、体の中心である骨盤の歪みも解消できるように気をつけていきましょう。

股関節のストレッチ効果

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股関節が硬くなると体にとって良くないことであることは分かってもらえたと思います。ここからは股関節をストレッチで鍛えたり、ほぐしたりした場合の効果を紹介していきます。

当然のように股関節が硬くなることで引き起こされていた症状が解消する方向に向かうのでぜひ、上記で紹介したような症状があるような場合には、股関節のストレッチを行ってみましょう。

血行促進で代謝を改善

股関節ストレッチの体への効果はまずはこの血行促進が大事です。股関節ストレッチにかぎらずストレッチをするといろいろな部位の血行が促進されます。股関節が硬くなる原因の多くが血行不良によるもので、理由はデスクワークなどの作業でずーっと体を動かすことがないことです。それだけではなく、家でスマホを操作しているだけで運動していない人なども同じように血行不良になりやすく、股関節が硬くなります。

股関節ストレッチをすれば、体の歪みを改善するだけでなく、血行も促進されるので股関節の硬さを改善することができます。血行不良は股関節だけではなく、下半身太りへの原因にもなるので注意が必要です。

冷えやむくみの改善

股関節ストレッチを行うと、血行が促進されますので冷えやむくみの解消につながります。血行が促進されれば、血液がしっかりと流れて血液の温度で体温が上がり、冷えが解消されます。特に脚は冷えやすい部位なのでしっかりと股関節ストレッチを行うことで冷えが改善されます。
同様にむくみの脚などに水分が余分に溜まってしまっていることで引き起こされているので、股関節ストレッチで血行を促進することで老廃物を流して、改善することが期待できます。

姿勢が良くなる

股関節ストレッチは、体全体の姿勢が良くなることを期待できます。パソコンなどのデスクワークやスマホ操作での固まった姿勢を長時間しているうちに、知らず知らずのうちに股関節が硬くなり、骨盤が歪んでしまっていて、姿勢が悪くなっている人がかなりいると思います。骨盤だけでなく、猫背なども股関節から引き起こされていることもありえます。

体の中心だけではなく、当然股関節とつながっている脚にも影響は多々出ています。特に効果が期待できるのが、O脚の改善です。O脚は膝が外に開いてしまう症状ですが、これは内転筋や股関節が大きく関わっているので、股関節ストレッチでどちらの筋肉もほぐすことで股関節を柔らかくすることで改善することが期待できます。

怪我のリスクを下げられる

普段、道でつまづいたり、運動中に怪我をしやすい人なども股関節ストレッチの効果で減らすことを期待できます。そもそも怪我などは不注意なども原因になりますが、股関節が固まっていたり、バランスが崩れていることも原因になるからです。

股関節は体の中心にあり、あらゆる下半身の部位とつながっているので股関節が固まっているとうまく動かず、怪我につながる可能性があるのです。股関節ストレッチで股関節を柔らかくしておけば、無理な体制をしても耐え凌ぐこともできるので、怪我を減らせます。運動の際に事前にストレッチなどの準備運動があるのは、可動域を広げたり柔らかくすることができるのです。

睡眠の質が向上する

股関節のストレッチを行うと、先ほどから紹介しているように血行が促進されるので、体温が上がります。眠る前などに軽く行うと、その結果、睡眠に入りやすい温度に体温がなり、スムーズに睡眠に入れるようになります。

それ以外にも冷え性のせいで睡眠の質が落ちている人もいるので、股関節ストレッチを行えば、血行が促進されることで体温が上がり、冷えも改善されるので睡眠の質を上げることができます。それだけではなく、寝る前に心地よい運動を行なっていることになるので、ちょうどいい疲労とともに睡眠に入りやすくなるのもおすすめポイントです。

特に体の中で下半身は冷えやすいので、股関節ストレッチで血行を心臓に戻すようにがんばってストレッチしていきましょう。

股関節のおすすめストレッチ

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股関節の硬さには個人差があります。そこで今回は誰でも簡単にできるおすすめの股関節ストレッチを紹介していきます。4つすべてを連続して行うこともできますので、まずは全部チャレンジしてみてください。
気に入ったものがあったり、自分にあったものがあったらそのストレッチに似ているものを自分で探してみるのも面白いですよ。股関節ストレッチは無数にありますし、自分で改良することも可能なストレッチです。

あぐら股関節ストレッチ

あぐら股関節ストレッチはあぐらをかいたような状態で行う、誰でも一度はとったことがあるポーズで行います。しかし、何気なくやっていた人もいるかと思いますが、正しいやり方で行うことで、股関節にとても効果のあるストレッチになりますし、準備運動にもなります。

<あぐら股関節ストレッチ>

Step1
まずはあぐらをかいて、両足の裏をつけます。

Step2
脚のかかとはつけたまま、かかとを自分側に引き寄せます。

Step3
膝をゆっくりと下げていき、限界までキツくなるところで20秒キープします。

Step4
ゆっくりと元に戻して、繰り返します。最低でも2回くらいは行いましょう。2回目からは軽くなります。

<あぐら股関節ストレッチのポイント>
・呼吸をしっかりと安定させる
・背中はまっすぐ伸ばし、前傾させる

寝ながらニーアップ

寝ながらニーアップは、寝た状態で腸腰筋から太ももまでの筋肉を伸ばせるストレッチで、お風呂上がりなどにやるとちょうどいい股関節ストレッチです。

<寝ながらニーアップのやり方>

Step1
仰向けで寝ながら、右膝の脚を胸に近づけます。この際には両手で右足の膝を支えます。

Step2
ゆっくりと右足の膝を胸に近づけていきます。辛くなるポイントで20秒キープします。

Step3
キープしたら脚を戻し、左脚で同じことを行います。

<ストレッチのポイント>

・上げている脚の反対の脚はなるべくしっかりと伸ばしましょう。
・呼吸をしっかりとしましょう・
・慣れてきたら立ったまま行うと体幹も鍛えられます。

腸腰筋&太ももストレッチ

腸腰筋&太ももストレッチは、股関節のインナーマッスルである腸腰筋と太ももの両方をストレッチすることができます。椅子やベッドなどの高さを使って行います。

<腸腰筋&太ももストレッチ>

Step1
椅子(できれば同じ高さを2つ)やベッドなどの高さのあるものから50cmくらい離れてたちます。

Step2
椅子などを左に見た状態で立ちます。左脚を椅子などの上に置きます。

Step3
置いた脚と逆側の脚を少しずつ前に踏み出していきます。

Step4
股関節が椅子の先端まできたら、体をゆっくり下げていき、20秒キープします。

Step5
向きを変えて、右脚で同じことをします。

<ストレッチのポイント>
・無理に体を下げないようにする。
・高さがちょうどいいものを見つける(椅子、ベッド)。
・体はまっすぐ前に進める。

お尻ストレッチ

お尻ストレッチは、座りながらできるので簡単です。股関節のストレッチもしながら、お尻もストレッチできるので美尻効果を期待できます。お尻は股関節の周辺なので想像以上に凝り固まっていることがあるので股関節と一緒にほぐしましょう。

<お尻ストレッチのやり方>

Step1
床に座り、両足を伸ばした状態から、右脚を折り曲げ、左足の太ももの外側に置きます。

Step2
両手で右脚の膝をかかえ、体の方へ引き寄せ、10秒キープします。

Step3
元の状態にもどし、右脚の足首を左足の太ももに乗せてお尻を浮かせて前に動かします。(この際、両手は体の後ろ側におき、体を支えます。)
Step4
お尻を前に動かしたら床につけて、10秒キープします。

Step5
逆の脚でもStep1〜Step4を行います。

<お尻ストレッチ>
・呼吸を安定させる
・キープする時間は伸ばせたら伸ばす。

股関節をストレッチするときのポイント

効果的にストレッチをするために、ストレッチ器具などのアイテムを使うこともおすすめです。股関節ストレッチの多くはかなり無理のある体制をとったり、壁や椅子などを使いながら行うことになることがあるので、それを軽減したり、簡単にできるように解決してくれるのでストレッチアイテムはおすすめです。

股関節ストレッチにはいろいろなストレッチアイテムがあるので試してみましょう。ここではおすすめのストレッチアイテムをいくつか紹介します。

・レッグストレッチャー
両サイドのフック部分に脚をかけて、強制的に脚を広げて股関節をストレッチできます。

・開脚クッション
文字どおり、傾斜のついたクッションに座ることで骨盤を立たせて開脚を正しい姿勢で行えます。

・ストレッチバンド
脚の裏にバンドを引っ掛けて手で持つことで負荷をかけて股関節ストレッチをすることができます。

股関節のストレッチには嬉しい効果がたくさん!

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いかがでしたでしょうか?股関節の大切さが理解できたと思います。
股関節は股周辺にだけ影響を与える関節ではなく、下半身全体、そして、体全体にも影響を及ぼす関節なのです。この股関節と体の中心である骨盤を歪ませずに安定させておくことで、体はいろいろな健康的なデメリットを解消することができます。

しっかりと日頃から股関節ストレッチで股関節を柔らかくして、血行促進、冷えやむくみの解消などを実現しつつ、下半身痩せも実現していきましょう。

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