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下半身太りに悩む人へ。リンパを流して下半身太りを解決

『ダイエットをしても、下半身がどうしても痩せない…』『足が太くていや』と感じている女性は多いと思います。どうし […]

posted on 2018.09.10

『ダイエットをしても、下半身がどうしても痩せない…』『足が太くていや』と感じている女性は多いと思います。どうしても痩せにくい脚や腰回りは、ダイエット中の女性達の悩みの種です。下半身太りに悩んでいる方の原因は、実は脂肪やセルライトではなくリンパの滞りかもしれません。今回はそんな気になるリンパと下半身太りの関連性、そしてその解消法について解説します。

リンパってなに?

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リンパという言葉はよく聞くと思いますが、そもそもリンパとはなんなのでしょうか。
その答えは、体液の一種です。正式には『リンパ液』と呼ばれるもので、血液と同じように体内を循環し免疫機能を働かせたり、栄養素や老廃物などを運ぶ役割を持っています。しかしその実態については未だに解明されていない部分も多く、謎に満ちた存在であると同時に『健康な身体』のためにはなくてはならない存在です。外部から侵入した細菌から身体を守ったり、脂質やビタミンを運搬したり…と忙しく働くリンパ液ですが、ダイエットに関連する大切な働きも持っているのです。
それが、『細胞内の過剰な組織間液を細胞に戻す』、つまりむくみを解消するという働きです。

このように身体が健康に機能するために必要な存在であるリンパ液ですが、実は血液とは大きく違った面が一つあります。それは、自力では流れることができないという点です。血液は心臓の動きによって全身を巡っており、人間が何もしなくても自然と流れていますが、リンパ液はそうではないのです。
そのためその流れ自体も非常に遅く、約1日をかけて人間の体を一周すると言われています。その速度が落ちてしまうと体調不良の原因になったり、むくみとして現れたりするのです。
では、そんな『自力では流れる事ができない』リンパ液を流すためには、どうしたらいいのでしょうか。それにはいくつかの方法があります。
まず一つ目は、呼吸で流す方法です。特に吐く息でリンパが循環すると言われており、潤滑な流れを得るためには深い呼吸が必要不可欠です。呼吸が浅い方は要注意なので、吐く息を意識しながら深い呼吸を行うようにしてください。
二つ目は、筋肉の働きによりリンパが循環する作用です。これは血液における心臓と同じような働きで、ポンプのような作用を持っています。筋肉を動かす事で、隣接しているリンパ管を流れる液体が流れていくという仕組みです。適度な運動が体にいいと言われている所以は、こんなところにもあるのです。
そして最後が、リンパマッサージにより流れを良くするという方法です。これは外部からの刺激になりますが、肌を優しくなでるようにマッサージすることにより体液の流れを良くしていくという方法です。これは大変手軽であり、自分でも第三者でも行える改善法なので、多くのシーンで活用されています。

下半身のどこにリンパは溜まりやすいの?

そんな大切な存在であるリンパ液ですが、どうしても足に溜まり易くなってしまう理由があるのです。それは、重力との関係です。物を手放せば地面に落ちるのと同じように、体の中で自力で動く事ができないリンパ液はどうしても体の下の方に留まりがちなので、足や下半身がむくみやすくなるという理屈なのです。余分な体液が重力の関係で体の下方集まり、そこで滞ってしまうというのはある程度は仕方のない事だということがお分かり頂けるかと思います。
そんな下半身の中でも、特に溜まりやすいのが体の節々に当たる部分です。骨や関節と筋肉が複雑に重なり合っている部分では、リンパ管の流れも緩慢になりがちです。また、大きなリンパ管が存在している鼠蹊部もリンパが滞りがちで、特にここに溜まってしまうと下半身全体の体液の循環が悪くなるので、不快感や体調不良を感じる方もいるほど影響力が強い部分になります。
つまりそういった節々の『リンパの詰まり』を解消することによって、全身の体液の循環を潤滑にする事が可能なのです。

また、関節付近での滞りがある場合、それより下の部位においてむくみが生じやすくなります。膝で停滞していればふくらはぎ、鼠蹊部で停滞していれば太ももやお尻付近がむくんでしまう…といった具合です。特に体幹から離れているふくらはぎはむくみという症状が現れやすく、足首付近の部位に至っては体液や血液の循環が悪いことから冷えにまで繋がってくるケースもあります。

その冷えは足首より下にまで影響を及ぼし、足の指まで冷たくなる『冷え性』の症状に関連してくる場合もあるのです。
『下半身のどこにリンパが溜まりやすいのか?』という質問を投げかけられれば、『物理的には関節付近』という回答になります。しかしその実、関節が詰まれば下半身全体の体液の流れが滞るという結果になるので、『下半身』のどこであってもむくみやすいというのが現状です。この現象を少しずつ解消しない限り、相対的に見た体液の循環の改善や、むくみの解消といったことは望めません。それだけ、全身のリンパ液の流れにとって下半身というのは重要な部位なのです。四足歩行の動物にとって大きな問題ではないことでも、二足歩行である人間にとって体液との付き合い方は非常に重要になっています。

リンパの流れが悪いと下半身が太くなる理由

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リンパの役割や溜まりやすい部分についてお話しましたが、次は『リンパの流れと下半身太りの関連性』について解説します。先述の通りリンパ液の流れが滞っていると体液が体幹に戻っていかないため、下半身に集中してしまうことになります。これが、むくみの正体の一つです。
下半身がむくむとそれだけで実際よりも足が太く見えてしまうため、全体的に太って見えてしまう原因になり得ます。更にむくみが長引くと体を巡るべきリンパ液が細胞間から出る事ができず、その場に留まってしまいがちになるために『むくみの慢性化』が起きてきます。そうなってくると脂肪細胞の隙間にも入り込んでなかなか抜け出せないような状況になってくるので、徐々に『むくみの慢性化』から『脂肪の一部』に組み込まれてしまうのです。

さらにそこで脂肪細胞と連結してしまった場合、セルライトに変化するという現象が起きてきます。セルライトは太ももやふくらはぎをひねった時に皮下に現れるボコボコとした物ですが、これは脂肪細胞と余分な体液や老廃物が作り出した『要らないものの塊』です。これは出来てしまうと簡単になくすことは出来ない厄介な代物ですが、これが出来ることにより脚や下半身が太くなっていってしまうのです。またセルライトはそれ自体が足を太く見せる原因になりますが、体液の巡りを阻害するのでリンパの流れはどんどん悪くなっていく…という悪循環を生んでしまう、困った存在です。そうなる前に出来るだけ体液の流れを改善し、少しでもセルライトができることを妨げていく事が大切です。
セルライトは、実はほとんどの女性の身体に存在しているものです。もともと男性よりも脂肪細胞が多く、妊娠や出産に備え脂肪を蓄える働きが秀でている女性の身体は、どうしてもセルライトができやすい仕組みになっています。どんなに痩せている女性でも多少のセルライトはあるものなので、それをいかに増やさないように生活するかが下半身太りを解消・もしくは未然に防ぐための大切なポイントになってきます。
そのためには体液の流れが潤滑である状態を保つ事が非常に重要です。『リンパ液の流れが悪いと下半身が太くなる理由』は、このような複雑な事象が絡み合って起きる結果だということがお分かり頂けたかと思います。つまりそれは1日2日のことではなく、長い時間の習慣や心がけの積み重ねでもあるのです。

オフィスですぐできるリンパマッサージ5選

ここでリンパ液の流れを改善し下半身太りを防ぐために有効な、簡単なマッサージをご紹介します。デスクワークなどで座りっぱなし出る事が多い方は特に下半身がむくみがちなので、お仕事の合間にこのようなストレッチを行うことによって少しでもリンパ液の流れを良くしていく事が大切です。

最初にご紹介するのは、『定期的に足首を回す』ストレッチです。これはデスクワークの合間にさっと行う事ができますし、『運動をしている』と周りに悟られる事なく行えるので仕事に支障をきたすこともないため、最も手軽に行えるストレッチだという事ができます。行い方は簡単で、椅子に座った状態のまま足首を時計回りに数回回し、次に逆回しを数回行うだけです。両足に行っても大した時間は取られないので、『気が付いた時に行う』『30分に一回は行う』など自分でルールを決めて行うと良いでしょう。
二番目には、シンプルですが効果の高いストレッチをご紹介します。それは、屈伸運動です。小学生の頃など準備体操で誰もが行ったことのある屈伸ですが、下半身全体の体液の流れを良くするのに適した運動でもあります。リンパ液のポンプ役と言われるふくらはぎを大きく動かすことにより、下半身に溜まっていた体液を一気に動かす事が可能です。少々大きな動きになるので、お手洗いに立った時などに行うのが良いかと思います。

次にご紹介するのは、いわゆる『アキレス腱』と呼ばれる動きです。足を前後に開き前に出した足に体重を乗せ、後ろの足のふくらはぎを伸ばします。ふくらはぎを刺激すると先述の屈伸運動のように、ポンプとしての大きな筋肉が動くことで体液の循環がスムーズになります。弾みをつけるよりはじっくりと伸ばすような感じで、数秒その姿勢をキープするのがおすすめです。コピー室や給湯室など、少し体を動かすスペースがありつつ人目が少ない場所で行うようにしましょう。

四番目には、再びデスクでできるストレッチのご紹介をします。椅子に座ったまま座面の後方を持ち、片足のふくらはぎをもう片方の足の膝で刺激します。一箇所をぐっと刺激するのもいいですし、上下に動かしていくのもおすすめです。ストッキングを履いていると肌の滑りがいいので、行いやすいと思います。痛気持ちいいポイントを探して、じっくりと刺激しましょう。

最後は、最も簡単かつシンプルな行為です。それは、図に座っている間きちんとした姿勢を保つということです。猫背だとお腹からリンパの流れが悪くなり、脚がむくみやすくなります。背筋を伸ばし、足を組んだり横座りをしたりせずに美しい姿勢で仕事をするだけでも、下半身の体液の流れを改善する働きは十分にあるのです。

お家に帰ったらやりたいリンパマッサージ特集

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今まではオフィスでできるストレッチについてご紹介してきましたが、次にご紹介するのは『お家で行うリンパマッサージ』です。仕事場ではなかなかじっくりとストレッチやマッサージを行うことは出来ず、さっと済ませる程度になると思いますが、家でのマッサージは好きなだけ時間や手間暇をかける事ができるので丁寧に行っていきましょう。
入浴で身体を温めたら、マッサージを行います。体液は身体の下の方に溜まっているので、足先から行っていくのがおすすめです。はじめに行うのは、足首をほぐすことです。足の指と手の指を一本一本絡ませるように握ったら、そのまま左右にぐるぐると回します。リンパの滞りがあると滑らかに回らないので、すっきりとするまで複数回回しましょう。両足とも行います。次に足の甲をマッサージしていきますが、これは指の骨の間をしごくように撫でていきます。足先から足首に、体液を流すように意識しながらマッサージを行います。くるぶしの辺りにも体液が滞りがちなので、丁寧にほぐしていきましょう。
それが終わったら、今度はふくらはぎの刺激です。手のひらをグーの形に握り、下からしごいていくように擦ります。特にすねの骨のきわと裏面中央にはたくさんのツボが存在しているので、重点的に刺激するようにしてください。その合間に、ふくらはぎをいわゆる『雑巾絞り』のようにマッサージするのもおすすめです。
ふくらはぎをしっかりと流し終わったら、両手の人差し指と中指の指先を使って膝裏を刺激します。ここはリンパが溜まりやすい場所ですが非常に繊細な箇所でもあるので、強く刺激しすぎないように気をつけながらじっくりと解していきます。
次に太ももを、再び握りこぶしで下から上へと刺激していきます。最後に鼠蹊部を優しくこすったら、マッサージは完了です。
ここまでの流れは比較的少ない時間で行えるので、毎日の習慣にできるとむくみや下半身太りの解消に効果的です。時間や体力に余裕があれば、足の裏にある湧泉というツボや足三里、三陰交といったむくみに効果が高いツボを刺激するのも良いでしょう。肌を傷める事がないようにボディオイルやクリームを使用すると滑りが良くなりますし、香りや肌の保湿効果で癒しにもなるのでおすすめです。入浴中に体を洗うとき、ボディソープの滑りの良さを活用してマッサージを行う方も多いようです。

まとめ

このように下半身太りの大敵である『むくみ』や『リンパの滞り』ですが、日頃のちょっとした行いやケアで症状を改善していく事が可能です。『元々足が太いから…』と諦めている方も、もしかしたらそれは脂肪による太さではなくむくみやリンパ液の滞りのせいかも知れないのです。こまめなストレッチやマッサージを習慣づけ、すっきりとした脚やむくみ知らずの下半身を手に入れましょう。

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