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股関節が開くとダイエットによくない?股関節を柔らかくしてほしい本当の理由

股関節を開いた方が体の柔軟性が高まって良い、逆に股関節が開いていると太りやすくなるなど、インターネット上では様 […]

posted on 2018.09.07

股関節を開いた方が体の柔軟性が高まって良い、逆に股関節が開いていると太りやすくなるなど、インターネット上では様々な情報が飛び交っています。
“股関節が開く”の意味をどう捉えるかによって良し悪しは変わってくるのですが、少なくとも「股関節は柔らかくした方が良い」と言えます。
この記事では、体における股関節の働き、”股関節を開く”ことの意味やメリット、方法を紹介します。

股関節にはどんな働きがあるの?

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股関節とは、太ももと骨盤を繋げている骨のことを指し、体の中で最も大きな関節です。上半身と下半身の結合部ですので、歩く、走る、座るなどといった動きに際し、体重を支えるための重要な役割を果たします。

“股関節が開く”の2つの意味

“股関節が開く”ということに関しては、良い解釈、悪い解釈の2通りが存在しています。まずは一般的に言われている2つの意味を確認していきましょう。

良い意味:股関節が柔らかい

スポーツの前後などに、ほとんどの人が開脚のストレッチをしたことがあるのではないでしょうか。開脚の際に足が180度に近いところまで開く人は褒められ、逆に90度くらいしか開かない人は、もっと体を柔らかくした方が良いと言われます。
脚を広く開ける人は体の柔軟性が高く、怪我をしづらいともいわれますので、開脚ができるという意味での”股関節が開く”は、良い傾向として捉えられています。

悪い意味:股関節が外旋している

整体などに行くと、「股関節が外旋している」と言われるケースがあります。外旋とは外側に向かって回転する動きのことを言いますので、股関節が外側にねじれているという状態を指します。
股関節が外旋すると骨盤がゆがみに繋がり、姿勢・スタイルの悪化や血流の悪化など、美容面・健康面での悪影響があると説明されることも多く、この場合の”股関節が開く”は悪い傾向として解釈されています。

股関節を開くメリット

ここでは、良い意味での”股関節が開く”、つまり開脚ができることによるメリットについて紹介します。一般的に、股関節が開いて開脚がスムーズにできると、以下のようなメリットがあると言われています。

運動のパフォーマンス向上

股関節を開くメリットの1つ目は、運動のパフォーマンスが向上することです。人体の関節の中でも、肩関節と股関節は最も可動域の広い関節です。スポーツをする際は、この2つの可動域をどこまで広げられるかによって、パフォーマンスの精度が変わります。

例えば野球選手であれば、肩関節の可動域が広い方が、ボールをより遠くまで投げることができますし、陸上選手であれば、股関節の可動域が広い方が有利と言えるでしょう。
特に股関節は体全体を支えているため、多くのスポーツにおいて、股関節を正しく開くことが重要となります。

怪我をしづらくなる

股関節が開くことによる恩恵が得られるのは、スポーツ選手だけではありません。人間は日常の歩く、座る、階段の上り下りなどすべての動作で股関節を使用していますし、股関節周りの筋肉は、衝撃から体を守る働きもあります。

もし股関節が十分に開かず、周りの筋肉が凝り固まっていると、大きい動作をしたときに筋線維が傷つきやすくなります。それが筋肉痛の原因になることもありますし、ひどい場合は肉離れなどの怪我に繋がる可能性もあります。逆に股関節を正しく開くことができれば、怪我を予防することができると言えます。

脚のラインが綺麗になる

股関節を開くことで、脚のラインが綺麗になると言われています。
先述のとおり、股関節が柔らかい人は可動域も広くなりますので、脚の筋肉を正しく使うことができます。逆に股関節が凝り固まっており、バランスよく筋肉を使えない場合は、偏った部位に負担がかかってしまい、脚のラインがゆがみやすいと言えるでしょう。

例えばO脚の人は、太ももの外側に負担が集中してしまい、内ももの筋肉が使えていないことが多いです。正しく股関節を開くという状態は、股関節の外旋といったゆがみを防ぐことになりますので、結果的に悪い意味での“股関節が開く”状態を改善することに繋がります。

冷え性・むくみの改善

股関節が固くなっている人は、その周りの筋肉も固くなることで血液を循環させるポンプ機能が弱まり、冷えやむくみを引き起こしやすくなります。

そこで股関節を正しく開き、周りの筋肉も柔らかくすることによって、血液の循環がよくなります。血流が促進され、老廃物の排出もしやすくなりますので、女性に多い冷え性やむくみの改善に繋がります。
ストレッチをすると体がポカポカしてくるのはこのためでしょう。慢性的な冷え性に悩んでいる人は、毎日のストレッチを習慣にしてみるといいかもしれません。

正しい股関節を開く方法

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では、具体的に股関節を開くためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。悪い意味での外旋ではなく、股関節を柔軟にするという意味での正しい”股関節を開く”方法は、ストレッチをすることです。
ここでは、誰でもできる簡単で効果的なストレッチ方法を紹介します。

ハムストリングス(太ももの裏側)の柔軟性をチェックしよう

太ももの裏側にある筋肉を“ハムストリングス”と言います。このハムストリングスの柔軟性を確かめるためには、立位体前屈をしてみましょう。
立位体前屈は、体育の授業などでよく取り入れられる、立った状態で前屈をするものです。立位体前屈で両手がべったりつく人はハムストリングスが柔らかいと言えますし、逆に指先もつかないような場合は、ハムストリングスが固いと言えます。

ハムストリングスが固くても、一見股関節の開きには関係ないように思えますが、そんなことはありません。股関節を開く、すなわち開脚をする際には、まず脚を前にまっすぐ出した状態で座りますよね。
ハムストリングスが固い人は、この長座と呼ばれる段階でも、膝の裏が痛いと感じたり、膝が曲がってしまったりするのです。長座体前屈をする際に膝が曲がってしまう人は、漏れなく開脚の際も膝が曲がってしまいますので、股関節を開く以前の問題です。まずは開脚の前に、しっかりとハムストリングスを伸ばせるようになることが重要です。

ハムストリングス(太ももの裏側)のストレッチ

ハムストリングスのストレッチ方法として、最も簡単な方法は長座体前屈です。座った状態で前屈し、膝を曲げないよう気をつけながら足先に手を伸ばしましょう。最初は指先が足に届かない人でも、毎日やっていると届くようになってきます。

ただし本当にハムストリングスが固い人は、あまりに前屈ができないために挫折してしまうことも少なくありません。その場合は、もう少し初心者向けの、以下のようなストレッチをしてみてください。

1.膝くらいの高さの椅子やベッドに浅く座り、背筋を伸ばして頭から腰が一直線になるようにします。
2.片足の膝を前に出し、軽く曲げた状態にします。
3.体をゆっくりと前に倒し、太ももの裏側に痛みが出るか出ないかのところで、60秒間キープしましょう。
4.ゆっくりと元に戻し、反対側の脚を前に出して同様の動きをしてください。

内転筋(太ももの内側)のストレッチ①

太ももの内側にある筋肉を”内転筋”と呼びます。内転筋の柔軟性が高い人は、開脚の際に脚を大きく開くことができます、逆に脚を90度くらいまでしか開けない人は、内転筋が凝り固まっている状態と言えるでしょう。

内転筋を柔軟にし、股関節を開くためには、以下のようなストレッチ方法がおすすめです。
1.あぐらをかくような体勢をとり、その状態で両方の足裏同士をくっつけます。
2.くっつけた両足を自分の体の方へできるだけ引き寄せます。
3.そのまま上体を前に倒してください。できるだけ背中が丸まらないよう注意しましょう。そのまま30秒間キープします。

また、床に座る際にいわゆる「ぺたんこ座り」や「お姉さん座り」のような内股になる座り方をしてしまうと、内転筋を使えず股関節が固くなってしまいます。自宅で座る際は、あぐらをかく、できれば上記のように足裏をくっつけた状態で座るといいでしょう。

内転筋(太ももの内側)のストレッチ②

O脚、XO脚、X脚などの脚のゆがみに悩んでいる人が多いですが、こういう人は股関節にゆがみが出ていることが多いです。股関節がゆがんでいると、太ももが前や横に張り出してしまい、美脚には程遠い脚になってしまいます。
内転筋をストレッチさせながら股関節を意識的に開く動きをすることで、脚のゆがみを矯正していきましょう。

1.椅子に浅く座ります。
2.右脚を横に開くように曲げ、左の太ももの上に右足首を乗せます。
3.曲げた右膝の上に両腕の肘を乗せ、右脚を両腕で押すように軽く前傾していきます。その状態で60秒キープしましょう。
4.反対側の脚でも同じ動作を繰り返します。

簡単!寝ながらできる股関節ストレッチ

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座って行うストレッチが続かない人や、自宅に丁度いい高さの椅子がないという人には、寝ながらできる簡単なストレッチ方法もあります。毎日寝る前の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

寝ながらできるハムストリングス(太ももの内側)のストレッチ

前屈をした際に指先が足に届かない、またはギリギリつく程度というハムストリングスが固くなっている人は、以下のストレッチを実践してみましょう。
1.仰向けに寝転がった状態で、片足を上げます。
2.両手でタオルの端を持ち、タオルの中央部分を足の裏に引っ掛けます。
3.両手でタオルを引っ張りながら、脚を床と直角になるよう上げて、30秒間キープしましょう。
4.反対側の脚でも同じ動作を繰り返します。

寝ながらできる大腰筋(腰・骨盤周り)のストレッチ

大腰筋とは、腸腰筋(ちょうようきん)と呼ばれる股関節の周りにある筋肉の1つです。この大腰筋のストレッチを行うことで、股関節のゆがみを予防または緩和し、正しく股関節を開けるようになります。
また、姿勢を改善する効果もありますので、普段猫背になりがちな人は大腰筋のストレッチを取り入れることで、立ち姿、座り姿が美しくなるでしょう。

  • まずは両脚をまっすぐ伸ばした状態で座ります。
  • 右脚の膝を横に開くように曲げ、左脚の太ももの横に右足の裏が来るようにします。左脚は伸ばしたまま、右脚だけあぐらをかくような形です。
  • その状態で上体を後ろに倒し、仰向けに寝転がります。この状態で60秒間キープしましょう。
  • 反対側の脚でも同じ動作を繰り返します。

寝ながらできる外転筋のストレッチ

外転筋とは、太ももの外側のことを指します。O脚の人は太ももの外側に負担がかかり、筋肉が発達して太ももが外に張り出していることが多いため、ストレッチで発達しすぎた筋肉をゆるめることが大切です。また、内転筋(太ももの内側)のストレッチと組み合わせることで、外側・内側のバランスの良い脚のラインを作ることができます。

  • 右膝を立てた状態で仰向けに寝転がります。
  • 右太ももに左手を置き、右脚を左へ少しだけ倒します。
  • 顔は右に向けた状態で、30秒間キープしましょう。
  • 顔と脚をゆっくりと戻し、左脚も同じ動作をします。左脚の動作の際は、顔を左に向けた状態で行いましょう。

股関節を正しく開けば綺麗になる!

いかがでしょうか。この記事では、股関節の働きと意味について、また、股関節を開くことのメリットや効果的なストレッチ方法を紹介しました。股関節を正しく開く、つまり柔軟にすることができれば、健康面での改善やパフォーマンス向上が見込める他、脚のラインを綺麗にするなどの効果があります。
特に女性の場合、気になる冷えやむくみを解消しながら、スタイルを良くできるなんて嬉しいですよね。

股関節が固くなっている人は、運動だけではなくストレッチさえもきつく億劫に感じるかもしれませんが、続けることで少しずつでも柔らかくなり、悩みが改善されていくでしょう。
朝起きた後、夜寝る前など、自分の生活リズムに合った時間帯に、習慣として取り入れてみてください。
正しく股関節を開いた状態を体に覚えこませ、健康で綺麗な体づくりをしてみませんか?

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