二次性肥満

二次性肥満とは

二次性肥満とは、肥満のうち疾病や薬物の影響を受けた原因が明らかになっている肥満のことを指し、原因が明らかでない一次性肥満と区別される。一般によく知られた過食や運動不足によって引き起こされる肥満は一次性肥満であり、二次性肥満は全体の5%ほどしか認められていない。

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健康への影響

そもそも肥満とは体内に脂肪組織が過剰に蓄積している状態のことを指しており、それ自体が疾病ではないが生活習慣病を中心とした多くの病を誘発するリスクが指摘されている。

肥満によって引き起こされる疾病

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・高脂血症
・虚血性心疾患
・閉塞性動脈硬化
・糖尿病
・睡眠時無呼吸症候群

肥満の診断

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肥満を診断するには、病院の診断以外に自分で簡易的に判断できる体脂肪率とBMI(体格指数)を利用すると良い。
BMIは、体重÷(身長)2で計算される値であり、男性は15〜20が正常値で25以上が肥満、女性で20〜25が正常値で30以上が肥満の傾向があるといえる。

体脂肪率は市販の体脂肪計で測定できる簡便なものである一方、年齢によって適正値が異なることに注意が必要である。

二次性肥満の種類

二次性肥満とは単に原因が明らかになっているものの総称であり、その原因は内分泌系肥満、遺伝性肥満、視床下部性肥満、薬物による肥満に大別される。

・内分泌性肥満
脂質の代謝に大きく関わる、副腎皮質や甲状腺から分泌されるホルモン量が異常となることで発生する肥満のこと。副腎皮質ステロイドホルモンであるコルチゾールの増加が原因となるクッシング症候群がよく知られている。内分泌系の臓器を検査することで診断される。

・遺伝性肥満
先天性異常によって通常の代謝が適切に行われない状態によって引き起こされる。

・視床下部性肥満
交感神経・副交感神経や内分泌系の調整を司っている視床下部において、腫瘍などを原因とした機能障害が発生した際に起こる肥満であり、主にレントゲン検査によって診断が行われる。

・薬物による肥満
向精神薬といった一部の薬剤の副作用として発生する肥満のこと。

二次性肥満の治療

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肥満に対しての治療は主に食事療法、運動療法、行動療法や薬物療法などによる減量が基本となるが、二次性肥満の治療はその明らかになっている内分泌異常などの原因を治療することが別途必要になる。

ただ薬物の副作用によって肥満が引き起こされている場合、単純に薬物の使用を取りやめるという治療が困難である場合が多々あり、対症的に治療を進めることが必要となる。

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