ツイントース

ツイントースとは

ツイントースは人のからだで消化も吸収もされにくく、流出しやすい糖類で、オリゴ糖の一種である。ただし、ツイントースはほかのオリゴ糖とは異なり、ビフィズス菌の栄養素とはならない。また、カラメルなどの食品中にもごくわずかに含まれている成分で、野菜のチコリの根などに含まれる多糖類物質「イヌリン」を原料に、酵素反応によって作られる。正式名称はDFAⅢ。甘みは砂糖の半分程度であるが、大腸内を酸性に傾けることによりカルシウムなどのミネラル成分を体に取り入れやすくする作用が確認されている。

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ツイントースの働き

◦ミネラルの体内保留率の向上
◦ミネラル類(カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛など)の吸収促進
◦骨形成の促進作用
◦骨粗鬆症の予防
◦貧血の予防

ツイントースは、小腸と大腸両方でのミネラル吸収を促進する。小腸では、ミネラルの一部が小腸のとても狭い隙間を通って体内へと吸収されるのだが、狭すぎるためカルシウムもなかなか通ることができない。そこで、ツイントースが腸壁を押し広げることで、カルシウムを通りやすくしてくれる。さらに大腸では、腸内を酸性にして、カルシウムの吸収を高める手助けをする。もちろん鉄、亜鉛、マグネシウムなどに関しても、吸収促進効果が確かめられている。またカルシウムを体内にしっかりと留めて、骨の形成を助ける働きもある。

ミネラルが不足すると

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ミネラルの一種であるカルシウムの不足は、骨粗しょう症につながる。最近心配されているのが、骨粗しょう症の若年化で、ダイエットや偏食、インスタント食品の多用で、若者が必要な分のカルシウム摂取ができていない。さらには子供にとって、骨や体を作るカルシウムの不足は、成長にも影響してくる。他にも、鉄が赤血球に含まれている酸素を体中に運んでいること、亜鉛が細胞の生まれかわりに関係していることからもミネラルの重要性が分かる。

ところが、日本人にもっとも不足しているのが、実はこのミネラルである。カルシウムや鉄などのミネラルがなかなか摂れない理由に、食物として摂っても体内に吸収されにくいという特性がある。例えばカルシウムを摂るために牛乳を飲んでも、約50%しか吸収されない。そこで、このミネラルの吸収を助けるのがツイントースであるのだ。

ツイントースの歴史

ツイントースは、北海道大学農学部の冨田房男教授が大量製造法を確立した。その当時すでに、オリゴ糖が大腸で発酵すると、カルシウムなどのミネラルの吸収を促進することがわかっていた。ツイントースにもこの働きがあるのではないかと実験したところ、見事カルシウムの吸収を促進。しかもその効果は、ほかのオリゴ糖よりも飛び抜けて高いものだった。その後、ツイントースの研究は国の科学技術振興機構による研究課題の一つに選ばれて、「産官学」の共同研究が進められることになった。ミネラルの吸収を高める成分の開発は重要で実用性もあるとして、国も推進に力を注いできた。

ツイントースの効果的なとり方

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ツイントースはチコリの根から取れる非常に希少な糖質で、食品からは摂りにくい成分である。そのため、サプリメントなどを利用して、牛乳などのカルシウム豊富な食品に溶かして飲むと、カルシウムの吸収が一段と高まる。他にも鉄、マグネシウム、亜鉛などのサプリメントと併せて摂ると、より効果的にミネラルを吸収できる。また、ツイントースは低カロリーで、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるのが特徴。糖尿病などで食事制限をしている人、またはダイエット中の人にも向いている。しかも安定した構造で、熱に強い物質なので煮込み料理にも利用できる。さらにキリシトールなどと同じように、虫歯菌(ミュータンス菌)のエサにならない性質がある。

記事参考元:
美容健康用語ならサプリメントナビゲーター用語事典|ツイントース
ついんとーす – ツイントース – からだにいいコトバ事典
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