ケトン体

ケトン体とは

ケトン体とは、体の脂肪が肝臓で分解されるときに生じ、血液中に出されるアセトン、アセト酢酸、ベータヒドロキシ酪酸の総称である。アセトン体と呼ぶこともある。生成されたケトン体は尿を通じて体外へ排出されるが、通常その量はあまり多くない。尿中に多量のケトン体が含まれていることをケトン尿症という。ケトン体は、体内で使えるブドウ糖が枯渇してしまった時の予備のエネルギー源となるものであるため、糖尿病患者や、絶食中の時にこのケトン体は増加する。体内でケトン体の量が増えてしまっている状態のことをケドーシスといい、その中でもアセト酢酸、ベータヒドロキシ酪酸が増えている状態のことをケトアシドーシスという。インスリンが正常に働いている健常者にとってケトン体は特別注意の必要があるものではないが、糖尿病を患っている状態では、ケトン体濃度の上昇は糖尿病の悪化を示す指標になるため、注意が必要である。

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ケトン体ダイエット

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ケトン体ダイエットとは、炭水化物を制限して、ケトン体をエネルギー源として活動するようにすることを目的としたダイエットである。前述の通り、ケトン体は肝臓で体の脂肪を分解して生成される物質であり、体内のブドウ糖が不足した時のエネルギー源となるものである。そのため、私たちがブドウ糖を摂取する最大のルートの炭水化物を摂らないことによって、体内のブドウ糖を減らし、ケトン体で活動することで脂肪を燃やそうとするダイエットである。
ケトン体ダイエットを行うにあたって制限しなければならないのは炭水化物のみであり、たんぱく質や脂質については通常通り摂取してよい。どの程度炭水化物を制限するかというと、まず自分の目標体重になるまで、炭水化物を一日の総摂取カロリーの5%以内に収めるようにします。目標体重まで体重を落とした後は、一週間につき1%ずつ、その割合が20%になるまで炭水化物の割合を増やしていく。これを継続することによって、目標の体重をキープすることができる。また、同時に軽い運動も行うとよい。

ケトン体ダイエットの注意点

ケトン体ダイエットにはいくつかの注意点がある。
第一は、炭水化物を極端に制限することからくる症状として、頭痛、下痢などがあります。さらに、体内のブドウ糖の量が減ることによってめまいやイライラなどが起きる場合があります。重篤な症状になると意識障害などにもつながるので、このような症状が起きた場合はすぐに中止しなければならなりません。
また、ケトン体は特有の甘酸っぱい臭いを持っています。体が消費するエネルギーがケトン体に変わることによって、体臭や口臭が強くなってしまうこともあります。
そして、ケトン体は通常は使われないエネルギー源であることからも分かるように、ケトン体を消費して活動すると内臓に大きな負担がかかってしまうので、水分はしっかりとってなるべくケトン体を体外に排出するように心がけるべきである。

記事参考元:
ケトン体・ケトン食とは
ケトン体ダイエットと低炭水化物
ケトン体/薬学用語解説
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