乳糖(ラクトース)

乳糖とは

乳糖とは、牛乳や母乳などの乳汁に主に含まれる糖の一種である。乳糖は、ラクトースとも呼ばれ、グルコースとガラクトースからなる二糖類の一種である。牛乳の主成分は水分で、実に9割以上の割合を水分が占めている。そのほかにも、カルシウム、たんぱく質などなど、我々の体にとって必要なものを非常に多く含んでいる。その中で、牛乳の中に含まれる乳糖の割合はおよそ4.5%である。牛乳を飲むときに感じるほのかな甘さの由来はこの乳糖である。日本人の成人の約2から3割の人が牛乳を飲むとお腹を下してしまったりするが、これの原因も乳糖であり、このように乳糖を摂取すると下痢などを起こしてしまう症状を乳糖不耐症という。これについては後に詳しく説明する。

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乳糖の効果

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出典:ラクトースとは|コトバンク

乳糖が母乳に含まれる理由は、ごく小さい子供はアミラーゼを作ることができずでんぷんが分解できないため、乳糖のような二糖類で分解しやすいブドウ糖源、すなわちエネルギー源が必要であるためである。したがって、乳児にとって乳糖は非常に大事な栄養素なのである。乳糖は小腸に存在する消化酵素ラクターゼによって分解され、小腸から血液へと取り込まれ、栄養となる。乳糖は小腸で乳酸菌の栄養となり、便秘の改善などの効果を持つほかにも、乳糖がしっかりと分解吸収されると、カルシウムやマグネシウムの吸収もよくなる。このように、乳糖の主な効果としては整腸効果と、カルシウム、マグネシウムといったミネラルの吸収の促進などがあげられる。

乳糖不耐症とは

前述のとおり、日本人の成人のおよそ2割から3割程度の人は牛乳を飲むとおなかを壊してしまう。これの原因として考えられるのは二つであり、一つはアレルギー反応によるもので、これは成人子供問わず、牛乳の成分に対して体内の抗体が過剰に反応してしまうことによって起こるものであり、下痢以外にも湿疹などの症状が現れたりする。もう一つの、より原因として頻度が高いものが乳糖不耐症である。これは、病気ではなく、体質的なものによって牛乳の乳糖を分解できなくなってしまうために起こる。小さい子供の省庁の中には乳糖を分解するラクターゼが豊富に存在するが、年を重ねるごとにその量はどのような人でも減っていってしまう。その中でもラクターゼが極端に減ってしまい、乳糖をほとんど分解できなくなってしまうと、乳糖不耐症になってしまう。

乳糖不耐症の仕組みは次の通りである。小腸で分解されなかった乳糖はそのまま大腸へと進んでしまう。ここで、乳糖によって浸透圧が高まり、大腸内の水分量が増えてしまい、さらに大腸の中にある細菌が乳糖を発酵させることによって、発酵による生成物によってさらに大腸が水分を吸収できなくなってしまう。このようなメカニズムで、下痢が引き起こされてしまうのである。

記事参考元:
乳糖|ダイエットワード
乳糖(ラクトース)は腸で乳酸菌の栄養素となります
牛乳を飲めない人のために-乳糖不耐症について-
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